ICON

はんかくくんのページ

Fusionについて

はじめに

みなさんはじめまして。23生P5所属のはんかくです。 ここ1年間VVVFインバータの自作に苦戦中です。電源の絶縁DCDCが作れていないのとタイマー割り込みがうまくできない....

この記事はUEC 2 Advent Calendar 2024日目の記事です。 n日遅刻です....すいません........

ここのところ中間テストの勉強や課題に追われて時間がありませんでした....

UEC1の枠が早々埋まってUEC2ができたと思ったらUEC2もまたすぐ埋まってこの日ぐらいしか枠が空いてなかった
昨年に引き続き今年もドベカレ書きたい人類が多くていいですね!




さて弊学の皆さんの中にはフュージョンと聞くとAutodesk® Fusion(*1) を思い浮かべる方も多いと思います。 ですが、今回書くのはフュージョン(音楽)についてです。
アドカレにも「fusionかVVVFかどっちかについて書くよー」 なんて書いているし技術的なことを書くんだろうなーと思いがちなところですね
「Autodesk® Fusionは知っているけどフュージョン(音楽)は知らなかったなー」と思った方や 「フュージョン(音楽)とはなんぞや?」と思った方、 「新しく音楽ジャンル開拓したいなー」と思っている方、 ぜひこの記事を読んでフュージョンを聴いてみてください!!

【注意!!】
筆者は楽器や音楽理論についてはミリも知らないので間違った情報や解釈を書いているかもしれないです。
詳しく知りたい方は各自で調べてください。


まぁどんな音楽なのか雰囲気伝わればいいっしょ

フュージョンとは

「ジャズとその他の音楽ジャンルが融合(fusion)したもの」とされています。

「フュージョン」と言うと大体はジャズとロックの組み合わせを指すことが多いっぽいです。 ジャズのアドリブ性とエレキギターのサウンドが合わさった感じだと 自分がいつか見たYouTubeの動画では言っていたような気がします。

次の項目で挙げる曲を聴いてみて「こういう雰囲気の音楽をフュージョンって言うんだーへー」 ぐらいの気持ちでさらっと流していただいて大丈夫です。

70年代後半から80年代前半が日本のフュージョンの全盛期と言われています この頃はテレビ番組にフュージョンバンドが出演していたり、 CMでフュージョンが使われていたりしていたそうです。 日本だとCASIOPEA、THE SQUARE、高中正義、角松敏生、渡辺香津美 などが代表的なアーティストとして挙げられています。
今の邦楽フュージョンシーンではDEZOLVEというバンドがアツいです!

このフュージョンという音楽のどこが好きかと言うとスタイリッシュなかっこよさですね。 なんというかドライブに聴きたくなる (*2) ようなjazzyでおしゃれな雰囲気でいて力強いロックサウンドが合わさっているところが好きなのです。
けれどこのカッコいい音楽を知らない人が僕の周りには多くて みんなにも知ってほしいなーと思っています。

こんなところで聴けるフュージョン

インストゥルメンタルの曲が多いのでみなさんはBGMで使われてるのを聴くことが多いかもしれないです。 テレビ番組(バラエティ、ニュース)のBGMとかに使われてたりゲームBGMとかに使われてたりしてます。
以下にフュージョンの代表的な曲を いくつか紹介していきます。

THE SQUARE - TRUTH

フジテレビ「F1グランプリ」のテーマソング。
たぶん皆さんもイントロの部分を聴いたことがあるのではないかと思います。

DIMENSION - Nudistic

「スーパーJチャンネル」のオープニングで使われていた曲。
サックスのスタイリッシュなかっこよさがニュース番組にマッチしていますね!

CASIOPEA - Misty Lady

「三菱パジェロ」CMソング。
疾走感があふれている楽曲ですね!

高中正義 - READY TO FLY

「パイオニア」CMソング。なんとなく夏に聴きたくなるような 夏の日差しを感じられるようなギターが聴きどころです!

DIMENSION - Break Out

「月曜から夜ふかし」で桐谷さんが株主優待を消費するためにチャリで爆走するときのBGM。

ゲーム音楽とフュージョン

フュージョンにはインストゥルメンタルという楽器主体の曲が多いため 楽器の演奏テクニックで活躍するアーティストが多く、 JPOPの著名なバンドでサポートメンバーをしている方も少なからずいます。
これは弊学の皆さんが知っているゲームの音楽でも同じようなことが言えて ゲーム音楽のクレジットを見ると演奏者や作曲者に有名フュージョンバンドのメンバーがいたりします。 なので実はみなさんは気づかない間に フュージョンを聴いているのです!

例えば、「マリオカート8 デラックス」では 「ドルフィンみさき」や「Big Blue」で DIMENSIONのお二方がギターとアルトサックスを担当しています。



特に「ドルフィンみさき」は、サックスの1フレーズを海外の音楽系YouTuberが 「マリオカートリック(*3)」 として取り上げて話題になりました。




他にも「アイドルマスター」シリーズでは、 「Driving My Way」というまさにフュージョンって感じの曲があります。



この曲は、DEZOLVEのメンバー(当時)の作編曲を山本真央樹と小栢伸五が、 演奏を2人の他、同じくDEZOLVEのメンバーの北川翔也と友田ジュンが担当しています。 フュージョンで歌ものは珍しいですが、うまい具合にフュージョン色を出していて カッコいい曲になっています!(詳しい話は山本真央樹さんのnoteに 【アイマス】Driving My Wayをかいた話

作曲者の1人山本真央樹さんはアイマスPで他にもいくつかアイマスの曲を書いています。
例えば「ヒトトキトキメキ」。
日本コロムビア公式YouTube ヒトトキトキメキ
楽曲に込めた思いは真央樹さんのHPに載っています。
Happy New Yeah!
他には「まほうのまくら」があります。日本コロムビア公式YouTube まほうのまくら
(これらはフュージョンじゃないです)。

またアイマスの他にも音ゲー(チュウニズム、オンゲキなど)の 楽曲も提供していてそちらもおすすめです。
geometric dance


おすすめ楽曲

おすすめ楽曲と書いていますが、 自分の好きな曲です。

CASIOPEA - Galactic Funk

この曲はメンバーのソロが見どころの楽曲です。 特にキーボードソロのこの1985年の国技館ライブのバージョンは ファンの間でも人気が高いです。この曲の向谷さんのキーボードソロを聴くと耳が心地いいんですよね!! youtubで検索するといくつもソロパートのコード進行や弾いてみた動画などが出てくる ほど人気です。

DIMENSION - ROUND TRIP

この曲はテレ朝の野球中継のオープニングに使われていました。
イントロからサックスとエレキギターが畳みかけてきて盛り上がって Aメロの力強いギターからBメロのシンセで溜めてサビで一気に開放して空がひらける様な爽やかさがあって とてもカッコいい楽曲です!

DEZOLVE - A Journey To The Cosmos

Aメロのどこかワクワクするような冒険をしているようなドラムとギターで高揚感が増す感じがとても好きです!! 全体的に複雑なリズム、メロディーでそれがいくつかの宇宙の旅の困難を表してるように感じられてそこも好きです! DEZOLVEの素晴らしい演奏テクニックをぜひ聴いてみてください!!

まとめ

いかがでしたか?
この記事を読んでフュージョンがどういう音楽なのか伝わっているのなら幸いです。
「初めて聴いてみたけどいいなこれ」と思った方、どんどん聴いていきましょう!
フュージョン聴き仲間が増えるのなら筆者はうれしいです。

おまけ

フューチャーファンクっていう日本のシティポップをサンプリングして 作られた音楽があります。このジャンルは昨今のcitypopブームのきっかけとも言われています。
いまさら聞けない「フューチャーファンク(Future Funk)」って何?) そのジャンルでも日本のフュージョンがサンプリング元になった曲がいくつかあります。
以下に一例をあげます。

Macross 82-99 - Horsey

元ネタは「T-Square - サーキットの放浪者」。 Bメロ?の部分が繰り返し流れています。

Macross 82-99 - Night In Tokyo Pt. II

元ネタは「CASIOPEA - TAKE ME」。 ドラムが音圧の高いものになっていたりエフェクトがかけられていたりして グルーヴィーになっていますね。

このように一味違ったフュージョン曲を聴いてみるのもいいですね!

注釈、その他

*1:
筆者3Dプリンターで造形はしたことがあるにも関わらず autodeskfusionは使ったことが無い。←えぇ!? きのこのような名前のハンネの先輩から3dcadの使い方を教えてもらったから Openscadしか使ったことが無くて、使わなきゃなーとは思ってます......

*2:
お前は免許持ってないだろ 早く取ろうねー という声が聴こえる......

*3:
リックとは「ジャズのアドリブのもとになるよく使う短いフレーズ」らしい。 なるほどわからん。初めは「マリオカートトリック」のゴマキャンかと思った。